実績が用意できない時の、ホームページの実績の見せ方、作り方

メガネをかける女性

ここでは、より反応率を高くするホームページに掲載する実績の作り方を説明しています。

ホームページはあって当たり前の時代です。

そんな時代にホームページを使って売上を伸ばそうと思ったら、ライバルとの比較に優位に立たないといけません。

その際、お客様の声や実績、事例などの掲載は必須となってきます。

もし実績や事例、お客様の声が掲載できなかったら、商品やサービス案内、業務案内、よくある質問、会社概要などでホームページを作ることとなります。

それはそれで良いですが、ライバルとの比較に優位に立てなくなり、他の方法で信頼性を補完してない限り、問い合わせは減るでしょう。

ネット集客において、お客様からの信頼をどう勝ち取るかが最も大事なことですが、この点においても事例や実績は必要です。

それがないと、お客様は、「ここに問い合わせをして、本当にちゃんとやってくれるのだろうか。要望したことが叶うのだろうか」と疑問を大いに抱くこととなり、金額の高いものほど、問い合わせをもらうのが難しくなります。

しかし、さまざまな事情から、実績が出せないことも多いです。その場合どうしたらいいのでしょうか。

今回は、ホームページに実績が出せない場合、どのように見せれば信頼を得られるのか?

その見せ方、作り方についてご紹介いたします。

目次

実績が公開できない理由ごとの対処方法

実績が公開できない理由によって、対処方法は異なります。ここでは理由ごとの対処方法についてご紹介いたします。

1、実績が全くない場合

新規事業のため実績が全くない場合は、まず実績を作ったほうがいいです。なぜなら、今お考えになっている事業が本当に持続可能かどうか、お客様のニーズに合っているのかどうかが分からないからです。

お客様のニーズに合っていて、ビジネスとして回るのかどうかも含めて、まずは実績を作りましょう。

ただし、実績を作ると言いましても、いきなり見ず知らずの人を集めてくるのは、実績が全くないのに難しい話です(笑)

そこで、まずは知り合いに頼んで実績を作るのです。それもこちらから頼むのですが、格安か無料でやってあげましょう。そうすると、値段以外の部分でさまざまな課題に当たると思います。それらを改良、改善しつつ、実績を作りましょう。

知り合いや親族に頼み、快く了承してくれて実績が作れることになったら、写真やお客様の声などの文章がどの程度まで用意できるかを考えます。

どういうことかと言いますと、写真なら、あなたとお客様がツーショットで映る写真が一番良いでしょう。文章は、お客様の直筆のものをいただけるの良いです。

また動画を撮影できれば、尚更良いです。今はスマホの画質レベルも向上していますので、スマホで撮影すれば問題ありません。

お客様の声を作るにあたっての問題点は、どこまでお客様が公開を了承してくれるかです。女性は写真を公開されることに戸惑われるのが当然ですし、一般のお客様は基本的に嫌だと思います。

ではどうすればいいのか?

まず、快く了承してくれる方を探すことです。いなければ、写真は無しとして、手書きの感想を書いてもらうようにしてもらいます。感想は結構了承してくれる方が多いです。

手書きの感想は、名前はイニシャルでも構いませんが、手書きではなくテキストデータの感想の場合、イニシャルだと怪しくなるので、もしテキストデータなら、業種やどちらに在住のお客様という表記の仕方が良いと思います。その場合、イニシャルは無しです。

応援する女性

※お客様の声と実績のちがい

お客様の声とは、お客様の感想です。食べログやアマゾンに書かれているレビューです。

実績とは、会社の実績です。例えば、デザイン会社なら、今みで作ったパンフレットやカタログ、名刺などをホームページ上に公開しているかと思いますが、それのことです。

2、実績が少ない

実績が少ない場合、それでも構いません。その実績を掲載しましょう。ただし、その実績を深く掘り下げて掲載するのです。

どういうことかと言いますと、

1、どんな方からの依頼だったか?
2、どんな経緯があって依頼いただいたか?
3、どんな狙いで作業したか?
4、お客様の感想はどんなものだったか?
5、その後、どんな変化があったのか?

これらの質問に答えられるように、詳細に書くのです。すると、お客様は、自分のニーズに合わせて必要な部分を読んでいただき、ここなら自分の悩みを答えてくれると感じていただけます。

書いたことないので、そこまで書けないという方は、確かに普段やっていないことですので、一気に書くのは難しいでしょう。そこで、1〜5までの項目を毎日少しずつ書いてみてはいかがでしょうか。

一気に全てを完璧に書くのは難しいでしょうが、それならどうでしょう。

あと、お客様は上手い文章を期待しておられません。文章の上手い下手よりも実績がどうだったか、この会社は信用できるかどうかを気にしておられます。

そこを手を抜かないで、きっちりと書けば文章の上手い下手は関係ないのではないかと考えます。

書けましたら、今後少しずつ実績を集めるようにすれば、最終的に立派な実績ページに仕上がるでしょう。

3、実績が芳しくない

販売している商品やサービスの実績が芳しくない場合、実績って公開しにくいと思います。

当然、リピート客は少なく、毎月新規の営業を多くこなさないと経営できない感じになっているでしょう。

その場合、どこから手を打てばいいでしょうか。

それにはまず、

1、リピートしてくれる商品やサービスを作る
2、実績の公開を「浅く、広く」にする

などから手を打つのが良いかと思います。

1、リピートしてくれる商品やサービスを作る

これ、もちろんこれが一番いいんですが、なかなか難しいのが実情です(笑)

そこで、どうするかと言いますと、少しだけ改良してみるんです。

リピートが起こらない要因の大部分は、お客様の期待に応えられていないことです。

お客様の期待に応えるには、期待に応えるようにするか、期待値を下げるかです。

で、期待に応えられるように、がんばってるのは、どの会社も同じことだとします(笑)

期待値を下げることは、ほとんどされておられないのではないでしょうか。

下げるというより上げることの方が多いと思います。

営業担当は、自分の数字を上げるのに必死です。そのため、結構大きなこと言って契約を取りに行くのはよくあることです。

そのため、お客様の期待値はMAXになっています(笑)

期待値を下げるには当然、営業担当にくれぐれも大風呂敷を広げないように言っておくべきです。

ただし、売上は下がるでしょう一時的に。

では、どうれすれば良いのか。大風呂敷を広げなくても売上が上がるようにすべきですが、それが難しい。

次の手として、集客力をつけることをメインに持ってくるべきです。

集客力をつけるとは、今まで5件しか回っていなかった営業を10件回ってくるようにすれば2倍の集客力となり、確実に売上が上がります。

それと同じでホームページのアクセス数を10倍にすれば、集客力ははるかに増してきます。

集客力がつけば、一般的な商品やサービスは必ず売れていく状況が生まれると考えます。

2、実績の公開を「浅く、広く」にする

実績の仕方は、詳しく紹介するか、浅くてもいいから数多く紹介するかのどちらかになります。

最終的には詳しい実績を数多くがいいのですが、いきなりは難しい。

どこで、最初は、実績の数を多くして、信頼してもらえるようにしましょう。

少なくても実績は、50個は掲載しましょう。会社名だけなら、100社は掲載したいところです。

また業種や所在地がバラバラなのも良いです。一般のお客様が顧客なら住んでいる地域が分かれている方がいいですが、逆に一点に集中してても良いです。

顧客が会社の場合は、他業種でも良いですし、ひとつの業種に集中してても良いです。

とにかく数多く掲載しましょう。

4、実績はあるが、公開できない場合

何らかの事情があって、実績を公開できない場合って結構あります。そんな時は、できるだけ公開するようにするのです。

たとえば、業種だけとか。

業種だけ公開して何になるんだと思いになるかもしれませんが、少なくとも同じ業種なら問い合わせがしやすくなります。

ないよりマシです(笑)

あとは、先ほどの5つの質問において、答えられる範囲で書いておくと説得力が生まれますし、同じ悩みを抱えている方でしたら、問い合わせまでしてくれることもあります。

とにかく出せる部分だけ出す方向で考えてみてください。

5、実績の出し方が分からない

実績ってどういう意味?出し方が分からないとお考えになると思います。

実績は、物があるなら、商品の写真がいいですし、無形のものなら、社員とクライアントが一緒に映った写真があると良いでしょう。

クライアントが映るの無理なら、イメージ写真を持ってきても良いです。

文章は、会社名や名前、無理なら、業種、所在地、などを掲載します。

つぎに、商品名やサービスを掲載します。

ここでやりがちなのですが、いかに商品の素晴らしいかばかりを書いてしまうのですが、それ以外のことも書くようにしましょう。

先ほどの5つの項目を参考に書いてください。

まとめ

ホームページに実績なんか掲載しても同じでしょう?と言われる方も多いです。

しかし、ホームページから問い合わせをする時は、高い買い物や、真剣に考えている時は、特に実績を見るものです。

もちろん商品やサービスによって、どれくらい見るかは異なりますが、はっきり言いまして、掲載して損することはありません、

よく聞くのは、掲載したら、ライバルに参考にされるから載せたくない。

という声を聞きます。

それはそうでしょうが、それよりもお客様に問い合わせをもらう方が得策かどうかを考えて、どこまで掲載するのかの可否を考えましょう。

これらのことが参考になれば幸いです。

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